被害額は80億円超に。マッチングアプリwith・Omiai運営会社が福岡県警と連携し、SNS型ロマンス詐欺の撲滅へ

マッチングアプリwithおよびOmiaiを運営する株式会社エニトグループは、SNS型投資詐欺やロマンス詐欺の撲滅に向け、福岡県警察と連携した注意喚起の啓発活動を開始したと発表しました。

マッチングアプリを通じてユーザーへ直接警鐘を鳴らすことで、急増する詐欺被害の未然防止を図ります。なお、都道府県警察と同社が連携して啓発活動を行うのは、全国で8例目となります。

平均被害額は約1,000万円超え、深刻化する福岡県内の詐欺被害

今回の連携の背景には、近年急速に悪化している詐欺被害の現状があります。

2025年の福岡県内におけるSNS型投資詐欺およびロマンス詐欺の被害総額は約80.2億円に達しました。

内訳としても投資詐欺が約46.9億円、ロマンス詐欺が約33.2億円と大きく膨らんでおり、1件あたりの平均被害額も約1,053万円と非常に高額化していることが顕著に表れています。

若年層にまで被害が拡大するこの深刻な事態を受け、福岡県警察は公式ウェブサイトや防犯アプリなどを通じて手口の紹介や注意喚起を強化してきました。

そこにエニトグループが協力し、福岡県内に在住するwithおよびOmiaiのユーザーを対象に、実際の詐欺手口や防犯対策をアプリ内で直接周知する取り組みがスタートしました。

同社は警察庁や国民生活センターなどと定期的に情報交換を行っており、2025年7月の千葉県警察を皮切りに、北海道警察や警視庁、大阪府警など全国の警察機関と連携を重ねてきました。

今回の福岡県警との協働により、地域に密着した情報提供をさらに推し進め、官民一体となって犯罪を抑止する構えです。

24時間体制の監視と警告機能で、安全な「生活インフラ」へ

エニトグループは、警察との外部連携にとどまらず、自社内でも独自の厳格な安全対策を敷いています。

同社が設けるトラスト&セーフティー室では、AIなどのテクノロジーを活用した不正ユーザーの監視システムと、人間の目による確認を組み合わせ、24時間365日体制でサービスを監視しています。

具体的な対策として、悪質なユーザーを早期に検知して強制退会させることはもちろん、デート前のメッセージのやり取りでSNSアカウントの交換が提案された際には、送信者と受信者の双方に警告を表示するといった踏み込んだ技術的対応も導入しています。

詐欺の被疑者が、運営の監視が行き届かない外部のSNSへ被害者を早期に誘導する手口が横行しているため、アプリ内での注意喚起が非常に重要となっています。

さらに、2025年4月には法令遵守や消費者保護に関する外部の有識者を招いたアドバイザリーボードを発足させました。これにより、客観的な視点を取り入れながら消費者保護の体制をより一層強化しています。

現在、マッチングアプリを通じた出会いは広く一般化し、社会的なプラットフォームとして定着しつつあります。

エニトグループは今後も、マッチングアプリを単なる出会いの場ではなく、多様なライフイベントを支える安全な「生活インフラ」へと成長させるべく、健全な利用環境の構築に注力していくとしています。

出典・プレスリリース

エニトグループ、福岡県警察と連携しSNS型投資・ロマンス詐欺対策の啓発活動を実施

配信元:株式会社エニトグループ(PR TIMES)
配信日:2026年5月7日 12:00

プレスリリース詳細を見る→

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