マッチングアプリwithおよびOmiaiを運営する株式会社エニトグループは、神奈川県警察と共同で「SNS型投資・ロマンス詐欺撲滅共同宣言」を発表し、アプリを通じた具体的な啓発活動を開始しました。
巧妙化する詐欺手口に対し、ユーザー参加型のクイズを取り入れるなど、自衛意識を高めるための新たなアプローチを展開します。
神奈川県内で急増するSNS型詐欺、今年度も被害額はすでに40億円超
今回の共同宣言の背景には、神奈川県内におけるSNS型投資詐欺およびロマンス詐欺の深刻な被害状況があります。
2025年の神奈川県内における同詐欺の認知件数は851件、被害額は約143億9,800万円にのぼり、2023年以降で最悪の数字を記録しました。
さらに、2026年3月末時点での認知件数はすでに277件、被害額は約41億5,400万円に達しており、前年同期比で約25億円増という勢いで被害が拡大し続けています。
神奈川県警察の有原馨生活安全部長は、SNSを通じた詐欺は手口が巧妙であり、第三者が介入しづらいことから被害防止のアプローチが非常に難しいという課題を指摘しています。
こうした状況を受け、マッチングアプリをはじめとする出会いのプラットフォームが犯罪の入り口として悪用されないよう、エニトグループと神奈川県警察がタッグを組んで被害抑止に乗り出しました。エニトグループが都道府県警察と連携して注意喚起を行うのは、これで全国9例目となります。
アプリ内で警察監修クイズを実施、ユーザー参加型で自衛意識を向上
今回の取り組みの目玉となるのが、神奈川県在住のwithおよびOmiai」ーザーを対象とした、神奈川県警察監修による「安心・安全クイズ」の実施です。
従来のアプリ内での一方向的な注意喚起にとどまらず、ユーザー自身がクイズに回答するプロセスを通じて、SNS型投資詐欺やロマンス詐欺の具体的な手口、そして有効な対策について深く学べる内容となっています。
6月1日から開始されるこのクイズでは、参加し正解したユーザーの中から抽選で、それぞれのアプリ内で利用できるポイントをプレゼントするインセンティブも用意されています。このようにユーザーの主体的な参加を促すことで啓発効果の最大化を狙う施策は、エニトグループとしても初の試みです。
同社はこれまでも「トラスト&セーフティー室」を設置し、24時間365日のサービス監視や、外部SNSアカウントの交換を持ちかけられた際の警告表示など、厳格な安全対策を実施してきました。
今回の官民連携とユーザー参加型コンテンツの導入により、社会全体の防犯意識を底上げし、より安全な「生活インフラ」としてのマッチングアプリの確立を目指していく構えです。
出典・プレスリリース
「with」「Omiai」運営統括のエニトグループ 神奈川県警察と「SNS型投資・ロマンス詐欺撲滅共同宣言」発表
配信元:株式会社エニトグループ(PR TIMES)
配信日:2026年5月20日 17時30分
