孤独感解消にマッチングアプリが寄与?超楽長寿×高知大学医学部が50歳以上対象のパイロット研究結果を公開

社会的孤立や孤独の解消を目指す事業を展開する超楽長寿株式会社は、高知大学医学部との共同研究として、50歳以上を対象とした恋愛・婚活マッチングサービスの利用が、中高年層の孤独や孤立に伴う心身の状態に与える影響を検証するパイロット研究を実施し、その結果を公開しました。

新たな関係性と継続的なやり取りが孤独感を軽減

本研究は、独身かつ一人暮らしで交際相手がおらず、孤独感が中程度と想定される50代から70代までの男女6名を対象に、2025年4月から7月までの3か月間にわたって実施されました。

対象者は同社が提供する50歳以上向けのマッチングサービス「ハハロル」を利用し、その前後の孤独感を医学的に信頼性のある「日本語版UCLA孤独感尺度」を用いて比較・分析しました。

その結果、6名中2名において孤独感の大幅な改善が確認されました。改善が見られた参加者の特徴を分析すると、マッチングサービスを通じたコミュニケーションの比率が高い傾向にあり、新たな交流チャネル上でのやり取りの活発さと孤独感の改善が連動しているケースが確認されました。

今回の研究で特に注目すべき知見は、必ずしも対面でのコミュニケーションに至らなくても、メッセージや通話といったオンライン上での日常的なやり取りが継続すること自体に、孤独感を解消する効果がある可能性が示された点です。

対象者全員に実施された医師によるオンライン面談でも、

「テキストのやり取りだけでも孤独が紛れる」
「いいねが届くと嬉しい」
「おしゃれに気を使い、ジムに通うなど日常を前向きに変えるきっかけになった」

といったポジティブな声が多く聞かれました。これらの反応から、マッチングサービスを通じた交流が単なる接触機会の増加にとどまらず、精神的な前向きさや生活意欲の向上に直結しうることがうかがえます。

中高年の孤立・孤独という社会課題に一石を投じる新たなアプローチ

超楽長寿株式会社の代表取締役であり、精神科医でもある物部真一郎氏は、今回の研究について、「少人数を対象とした初期的な試みであるため結果は一様ではないものの、メッセージなどの継続的なやり取りや新しい関係性の形成が孤独感改善と対応した事例が見られたことは大きな成果」と評価しています。

精神科医の立場から孤独や孤立は心身に深刻な影響を与える問題であると捉えており、今回の研究は、高齢期の孤独問題という大きな社会課題に対し、マッチングサービスという全く新しいアプローチの可能性を科学的に検討する第一歩になったとしています。

同社が運営する「ハハロル」は、AIがプロフィールや価値観を分析し、人生経験に基づいた価値観マッチングを提供するなど、50歳以上のニーズに特化した医師監修のサービスです。

今後は、さらに多くの対象者による検証を重ね、継続的なやり取りや関係性の深まりが孤独感にどのように影響していくのかを詳しく調査していく方針です。超高齢社会を迎える日本において、シニア層の孤独解消を目的としたテクノロジーの活用は、今後ますます重要なテーマとなっていくでしょう。

出典・プレスリリース

超楽長寿株式会社、高知大学医学部との共同研究 50歳以上を対象とした恋愛・婚活マッチングサービスの孤独・孤立解消効果に関するパイロット研究の結果を公開

配信元:超楽長寿株式会社(PR TIMES)
配信日:2026年5月29日 10時00分

プレスリリース詳細を見る→

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!