人生のパートナーとなる人との出会いには、何よりも自分とお相手との信用が大切です。
とくに結婚相談所では結婚詐欺や経歴詐称の防止、および所属会員の質を高い水準で保つために、入会希望者にさまざまな書類を提出させて厳格な審査をおこなっています。
今回は初めて結婚相談所を利用するという人に向けて、入会するときに必要となる各種書類について解説していきます。
結婚相談所に必要なものって?
結婚相談所の入会には本人確認以外にも、収入や職業、独身・既婚を証明するためのさまざまな書類が必要となります。
相談所やプランによって必要書類は異なりますが、おもに提出を義務付けられている書類には次のようなものがあります。
書類 | 目的 |
---|---|
運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど | 本人確認 |
源泉徴収票、確定申告書、納税証明書、数カ月分の給与明細など | 収入の確認 |
就労証明書や在籍証明書 | 勤務先の証明 |
卒業証明書 | 最終学歴の証明 |
独身証明書 | 独身の証明 |
なかには書類の発行申請から取得まで時間がかかるものもあるため、早め早めの準備が必要です。
必要書類の取得方法!
身分証明書や源泉徴収票なら所持している人も多いでしょうが、在籍証明書や独身証明書などは、いざ結婚相談所に入会しようと思ったときに手元にないことがほとんどです。
必要書類が揃えられなくて入会が先延ばしになることがないよう、必要書類の取得方法を確認しておきましょう。
収入(所得)を証明する書類の取得方法
プロフィールのなかでも収入は結婚相手を見極める際の重要な情報です。
会社員・公務員の人であれば、基本的に源泉徴収票を提出すればOKです。
基本的にはどの会社も年末に給与明細と併せて発行されますが、人事部などに申請すれば再発行してもらえます。
個人事業主の人は確定申告書を提出することになりますが、結婚相談所によっては証明能力が低いとして受理してもらえない場合もあります。
その場合は確定申告の際に税務署で請求できる、申告所得税の「納税証明書」を提出します。
勤務先を証明する書類の取得方法
収入と同じく、職業の証明は結婚相手探しの大事な要素です。
会社員・公務員の人であれば、会社に勤めていることを証明する在籍証明書や就労証明書を人事部に申請して発行してもらいます。
結婚相談所によっては源泉徴収票や給与明細に勤務先の記載があるため、それで証明とするところもあるようです。
最終学歴を証明する書類の取得方法
収入や職業ほどではなくても、お相手の学歴を重要視する人も少なくないでしょう。
最終学歴の証明には、卒業証明書を提出します。
結婚相談所によっては卒業時にもらえる卒業証書でも可とするところもあるようですが、多くの場合は卒業証明書の提出が求められます。
卒業証書は実家などに保管している人も多いでしょうが、卒業証明書まで所持している人はほとんどいないはずです。
卒業証明書は卒業した学校に申請して発行してもらいます。
また、中退した人は入学したことを証明する在学証明書で学歴の証明とします。
独身を証明する書類の取得方法
結婚詐欺や経歴詐称を予防するため、多くの結婚相談所が独身を証明する書類の提出を義務付けています。
独身証明書は現住所を管轄している役所ではなく、本籍地の役所で取得します。
本籍地が遠方にあって取得が難しいという人は、郵送で発行を申請することができます。
郵送による取得には次の書類等が必要です。
①申請書
②返信用封筒
③定期小為替(300円分)
④身分証明書のコピー
独身証明書の発行手数料は300円なので、郵送の場合は300円分の定額小為替を準備します。
申請する際は役所の担当者に「結婚相談所への提出」と伝えれば、発行がスムーズです。
まとめ
多くの結婚相談所で提出が義務付けられている必要書類をまとめると次のとおりです。
・身分証明書
・収入の証明書
・勤務先の証明書
・最終学歴の証明書
・独身の証明書
申請から発行までに1~2週間かかるものもあるため、結婚祖運男女で婚活をはじめようと思い立ったらすぐに準備されることをオススメします。
また結婚相談所によって提出が求められる書類の種類や書式が異なるため、資料請求や無料相談などで確認しておくと良いでしょう。
早く婚活を始めたいのに必要な書類が多くてわずらわしいと感じることもあるかもしれませんが、必要書類が多いということはそれだけしっかりとした結婚相談所だと言えます。
漏れがないように注意しながら、素敵な出会いのためのステップとして必要書類をしっかりと揃えてくださいね。
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